最強のモチベーションの高め方

勉強テクニック

こんにちは、なつおです。

「何かを成し遂げるのに努力の継続が必要だけど、そのモチベーションが続かない」という体験はありませんか?

この記事では三日坊主だった筆者が9年間努力し続けTOEIC300点台から985点に引き上げ、今も様々な資格勉強を続けている背景をもとに、ブレないモチベーションを維持する最強の方法をお伝えします。

先に結論を言うと、その方法とは「アドバンテージをとること」です。

「これからモチベーションを作る・今のモチベーションを高める・失ったモチベーションを回復する」どれにも当てはめることが可能です。

何度も挫折を経験してきた筆者の方法論ですので、この記事はこんな人におすすめです↓

  • 学生時代「勉強が得意」とは言えなかった人
  • 怠け癖が強くて何をやっても長続きしない人
  • スゴい人達のストイックな方法論が肌に合わない人

※逆に上記に該当しない人にとっては恐らく合わない方法なので、この時点でスッと画面を閉じてください。

無駄を省いて短くまとめた記事なので[2〜3分]くらいでサッと読んでみてください!

「アドバンテージをとる」とは

先ほどの「この記事はこんな人におすすめ」に1つでも合致した人は、恐らくこれまでに「自分よりも優れた人と自分を比べる経験があるのではないでしょうか?

私もそうでした。

その経験が具体的にどんなものなのかが伝わるように、まず私の経験をまとめてみたので読んでみてください。

(時間のない方は読み飛ばして大丈夫です!)

私は高校生で英語における人生最大の挫折を経験しました。
中学までは「英語が得意」だと自負していたのですが、進学した高校では帰国子女も多かったことから、自分の英語力はちっぽけで完全に井の中の蛙だと知ったのです。
実際、英語の授業はテストの結果によってレベル分けされるのですが、私は3年間一番下のクラスでした。
恥ずかしい思いを何度もするうちに「英語が得意」という自覚は消え、誤魔化したり言い訳をしてばかりの日々でした。

転機が訪れたのは大学に入ってすぐの夏休みでした。
大学生活を有意義に過ごすには最初が肝心だと考え、1ヶ月間カナダに留学に行きました。
そこで実際に外国人と話すうちに「意外とちゃんと普通に会話できるな」と感じたのです。
その時の経験をきっかけに「英語はテスト科目ではなくコミュニケーションのツール」という根本的な考えに立ち返り、どんどん英語の勉強を楽しみながら進められるようになりました。
その結果、現在「TOEIC985点」という客観的にも"英語が得意"とある程度証明できる域に到達する事ができました。

 

この話からお伝えしたいのは2つです。

  • 1つ目は周りに優れた人が多く劣等感を感じやすい環境ではモチベーションを維持しにくい」ということ!
  • 2つ目は「人よりも先んじて経験や学びを得られるとモチベーションを維持しやすい」ということ!

そしてまさにこの2つ目の「人よりも先んじて経験や学びを得ること」こそ、この記事のトップメッセージである「アドバンテージを取ること」です!

なつお
なつお

順番に解説するよ!

 

モチベーションを維持しにくい環境を避けよう

まず1つ目ですが、これは私が高校時代に英語のやる気を失った経験に由来します。

周りができる人だらけの環境で打ち勝つのって並大抵のことじゃないです!

それをやってのける人はそもそもこの記事をここまで読んでないでしょうから言いますが、そんな人は10人に1人いるかいないかくらいのもんだと思います。

(※英語コーチングを仕事にしている私のクライアントを参考にしたあくまで個人的な比率イメージです)

単純に周りの人達の実力だけでなく、劣等感という自分の中の負のエネルギーとも戦いながらの日々なので、ストレスもエグいです。

確かにそこから這い上がり逆転優勝すれば美談ですが、もっと楽な方法があっても良いはずです。

(それにそうした這い上がり経験者のストイックな体験談が、後に続く人たちを余計に迷走の渦に閉じ込めることだってあります…)

正直私はこの環境がモチベーションを高めるのに有効だとは思いません

なので今この環境下にある方、これからその環境に向かいそうな方は「そこを脱する/回避すること」を第一に考えてみるのがおすすめです!

 

モチベーションを維持しやすい環境を作ろう

次に、「どうすれば劣等感を感じる環境を脱することができるのか」をお伝えします。

前述の通り、ここでのポイントは「人よりも先んじて経験や学びを得ること」です。

 

通りすがりの猪
通りすがりの猪

「人より先んじて」ですか、ホッホッホ…笑止!!

それができたら苦労しないのですッ!

むしろそうなるために必死に周囲と競り合っているのではないですかッ!

なつお
なつお

(誰…!?)

ここでの「経験」や「学び」とは別に叶えたい目標そのもののことじゃないよ。

小さくても自分が「ナンバーワン」になれることを作るのが狙いだよ。

 

先ほどの話を例にすると、私は高校では結局英語の苦手意識を克服できなかったものの、大学では入学してすぐの1年次の夏にカナダ留学をしたことで英語への意識が変わり始めました。

具体的には「カナダ留学」という“経験”や、「英語はテスト科目じゃなくコミュニケーションのツール」という“学び”が、周囲との比較ばかりで狭まっていた視野を広げてくれたと感じています。

大学でも英語の講義があり単位が必要でしたが、高校の時のように周りを気にすることなく純粋に楽しみながらクリアできました。

「留学」と「そこでの学び」がなければ、英語のコンプレックスはもっと続いていたと思います。

 

この話の教訓は「そうだ、留学行こう」ではありません(笑)

一番大事なことは「(行動が何であれ)それを周りよりも先んじて行うこと」です。

 

実際、私のように留学を経験する人や、そこで同様の学びを得る人は後にたくさん出現してきました。

次々に同級生たちが同じ経験をし、中には自分以上に留学で価値を得た人も多くいました。

ただ私の中では「自分が周りの誰よりも早くにその経験をし、学びを得たこと」が大きな自信と優越感になりました。

高校時代に実力で「先手」を取れなかった自分にとって、この自信と優越感こそ大きな「アドバンテージ」としてその後の英語習得のモチベーションとなったのです。

通りすがりの猪
通りすがりの猪

なるほど…

アドバンテージの本質は「自信と優越感」ですね

 

アドバンテージを維持する方法

勘の良い方は「先駆けとなることでスタート時のやる気が上がるのはわかるけど、それだけで長期的に努力し続けられるの?」と思われるかもしれません。

実は私も留学で得たモチベーションだけで、その後の英語習得をやり抜いてきたわけではありません。

どんなモチベーションもいつかは失速するし、私は飽き性なので人一倍「モチベ切れ」するのも早いと思っています。

ただ留学で得た「アドバンテージのある環境がいかにモチベーションを高めるか」を活かせば、対策は簡単でした。

他にも英語におけるアドバンテージが得られる行動を起こせば良いのです。

私がやったこと↓↓

  • アメリカやヨーロッパへの海外一人旅
  • 好きな洋画のセリフ丸暗記
  • 50曲以上の洋楽歌詞を完コピ(歌の上手さは論外)
  • 海外著名人のスピーチを全文暗記

どれも共通するのは「(その時点で)周りの誰もやったことがないこと」です。

達成したら「すごいね」と言ってもらえるようなタスクを、難しいことは考えずに興味が赴くままに取り組んできました。

そのタスクを「目的」と捉えてしまうと「やらなきゃ感」が出てくるので、あくまで気分転換とか娯楽程度に行うのがコツです。

結果的にこれによって私は英語のモチベーションを維持することができました。

 

ある程度継続して力がついてくると、次第にその実力自体がアドバンテージ化してきます。

私の場合はTOEICが600→700→800→900と上がるにつれ、「周りで900点を超えてる人は10人に1人もいない」というふうにさらにアドバンテージを加速させました。

 

劣等感や苦手意識を感じている方は、まず何か1つ周りの人がやっていないことをやってみてください。

洋画のセリフ暗記のように、好きなものに絡めて行うもOK!

「いやでも…」とウジウジしてしまう方は留学や海外一人旅のように、申込だけすればあとはやるっきゃない!という状況を作るのもおすすめです。

「(どんなに小さくても)何か1つの分野でアドバンテージを得る」→「その自信と優越感でさらに磨きをかける」→「実力が上がりそれ自体が大きなアドバンテージになる」という最強のサイクルを得られれば、何よりも“楽しみながら”モチベーションを維持して上達していけます。

 

比べる相手は「5人」で十分!

最後に、このアドバンテージ戦略で一番大事なことをお伝えします。

それは「比べる相手は5人で十分」ということです。

 

アドバンテージ戦略は「周りの誰もやったことがないことを先駆けてやる」ことが基本です。

ですが広く見渡せば必ず自分より先駆けている人はいます。

特にSNS上では直接的な繋がりの薄い人も含めて情報が勝手に上がってくるので「あ、小学校の時のクラスメートだった○○さんはもう留学に行ったんだ」「洋楽500曲の歌詞を完コピした人がいる、凄いなぁ」と、先駆けとなる思いを削がれます。

ですが仮にあなたがフォローしている人の中で1人、その先駆けとなる人がいたからと言って、その希少性は失われるものでしょうか?

 

私は比べる相手は「5人」で十分だと自信を持って言えます。

5人の中で先駆けとなること、つまり5人に1人しか手にしていない経験や学びを有することは極めて大きな強みだからです。

その5人もSNS上ではなく、なるべく同世代の直接的な繋がりのある人達を選んでみてください。

クラスの仲良しグループ、ゼミやサークルの仲間、バイト先のメンバー、配属部署の同僚などなるべく身近な存在から探すのがおすすめです。

そこでアドバンテージを得られたら、その時点であなたは世の中で相当な希少価値のある経験・学びを手にしているはずです。

 

なつお
なつお

アドバンテージを磨いて楽しく継続しよう〜!

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